食事制限系のダイエットでリバウンドする原因

taijukei

食事制限を伴うダイエットはリバウンドしやすい

糖質制限にかぎらず、カロリー制限等の食事を制限するダイエットは、やめた途端に体重が元に戻る、又は元よりも太ってしまう「リバウンド」がしばしば起こります。

原因はホメオスタシスと、筋肉の減少による基礎代謝の低下

ホメオスタシスとは体の状態を一定に保とうとする、人間の体が持っている機能です。
つまり、食事の量が減ると言う、外部の影響があると、そのままでは脂肪などの体内のエネルギーを消費しなければなりません。

ダイエットをしている本人にとっては、脂肪が減るのは願ったり叶ったりなんですが、何百万年物生存競争を生き抜いてきた我々人類の体はそれを許しません!

食べ物が少ない

脂肪を消費してエネルギー源にしなきゃ!

このままじゃお腹が減って死んじゃう!

エネルギーを使う量を減らそう!

となり、食事を制限してもなかなか痩せなくなります。
いわゆる「停滞期」ですね。

食事を制限して、最初は順調に落ちた体重に浮かれていた本人ですが、停滞期に入ると体重も落ちないので面白くありません。
すると大抵の人は、「これ以上体重落ちないんだったらやーめた。何キロかダイエットに成功したから良いか」ってなります。

でも体はエネルギーの消費を抑えるモードに入っていて、食べ物を消化吸収する効率もアップしている状態です。
このため、元の食事量に戻したら、同じ量を食べていてもダイエット前以上に脂肪として貯めこんでしまうんです。

これがよくあるリバウンドの正体ですね。

この他にも筋肉量の減少による基礎代謝の減少もあります。

ホメオスタシスの影響と似ていますが、あちらは体の活動量を減らしたりすることでエネルギーを節約するのに比べ、筋肉量の減少は、物理的に筋肉が減ってしまいます。

体を動かすエネルギー源、ブドウ糖が枯渇すると、人間の体は糖新生と言う作用によって、脂肪を消費してエネルギーを作り出します。
つまり脂肪が減るってことです。
でも、この糖新生は脂肪だけではブドウ糖を作ることが出来ません。
もう一つ必要なのがアミノ酸。

そのアミノ酸が血液中に無ければ、どこから調達するかというと「筋肉」です。

食事制限によってエネルギー不足になった体は、脂肪と同時に筋肉も分解してアミノ酸とし、糖新生によってエネルギー源とします。
食事制限によるダイエットは、脂肪も筋肉も減るということですね。

それを防ぐために、筋トレが重要となってきます。

筋肉が減ると、体重が減るので、ダイエットが成功しているかに見えますが、筋肉が減ると、基礎代謝も下がります。
基礎代謝が下がるということは太りやすい体になっている、ということでもあります。

基礎代謝が高いと言うことは、何もしていなくても消費しているカロリーが多いということ。
同じだけ食べても、太りにくい体です。

逆に、基礎代謝が低いと、同じだけ食べても消費されないため、脂肪として蓄えやすくなります。

この状態で食事制限をやめて元の食事量に戻すと、必要としているエネルギー量以上を摂取することになり、ダイエット前より太ってしまいます。

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