お菓子売り場で何気なく飴を見てたら糖類0の飴が結構ありますね。
こういった飴は糖質制限に最適なのか?と裏面の栄養表示を見てみたら…
残念。
糖質の塊でした。
つまり、調子に乗っていっぱい食べてたら、シュガーレスのキャンデーでも太る可能性があるってことです。
問題は「キシリクリスタル」と言う飴
何度か食べたことがありますが、ひんやりした舌触りで美味しいですね。
この記事で勘違いしてほしくないんですが、別にキシリクリスタルをディスってるわけではないです。
この飴の訴求ポイントは、たぶん「糖類ゼロで太らない」ということではなく、「糖類ゼロで虫歯になりにくい」ということです。
この飴の栄養表示を見るとこんな感じ。
確かに「糖類 0g」と書かれてますが、炭水化物は58.8g含まれています。
炭水化物とは、糖質と食物繊維を合わせたもので、食品によってその割合は違います。
でも、飴の場合は食物繊維はほとんど入ってないと思われるので、58.8gの内のほとんどは糖質と考えていいでしょう。
つまり、59.5g中58.8gが糖質 = ほとんど糖質
ってことですね。
糖類0、シュガーレスの意味
糖類とはそもそも次のものを言います。
- ぶどう糖
- 果糖
- 砂糖
- 乳糖
- 麦芽糖
糖類0とはこれらが全く含まれていないか、その製品に最終的に含まれている量が100gあたり0.5g未満の場合も糖類0と表示することが出来ます。
糖類にはもちろん糖質が含まれていますが、糖質には糖類以外にもあります。
その一つが、この飴にも含まれているキシリトール。
キシリトールは体に吸収されにくいので太りにくい、と言う意見もありますが、それでもやっぱり糖質を含んでいるため、血糖値を上昇させます。
つまり、太る原因にはなり得ると言うこと。
栄養成分表示をしっかり見よう
糖類0やシュガーレスを書かれていたら、いかにも太りにくそうに思えますが、そうとは限らないと言うことです。
キシリトールみたいに、糖類には分類されませんが、糖質を含んだものがあるからです。
もちろん、砂糖たっぷりよりは、糖類0の方がカロリーも低く、糖質も少ない商品が多いので、ダイエット中にどっちか選べと言われたら、糖類0の方を選べばいいとは思います。
問題は、糖類0やシュガーレスに惑わされて、食べ過ぎてしまうことですね。
そういう間違いを起こさないためにも、お菓子を買うときにはパッケージに記載されている栄養成分表示をしっかり確認することが大切です。
違いが見えて、だんだん面白くなってきますよ。
糖質制限ダイエット中に重要なのは「糖質」ですが、商品によっては「炭水化物」と表示されていることも。
炭水化物には「糖質」と「食物繊維」が含まれているので、糖質がどれくらいかはっきりしません。
でも、食物繊維の量はそれほど多くないので、「炭水化物」と書かれていたら、頭のなかで「糖質」と読み替えて考えましょう。
糖質の量を多めに見積もって考えたほうが安心です。
まとめ
糖類0でも糖質は含まれているかもしれない = 太る原因になるかもしれない。
糖類0、ノンシュガー等と表示されている商品を買うときは、栄養成分表示をしっかり確認して「糖質」が本当に少ないかを確認しましょう。